よくあるご質問
歯列矯正をするときは、親知らずを抜かなければならないのですか。
歯並びの状態によりますので、「親知らずを必ず抜かなければならない」とは限りません。
親知らずが横になって前の歯を押している状態ならば、抜いたほうが良いと思います。
開口(前歯がとじない)や交差咬合(上よりも下の歯の方が外側に出ている)などは、抜かなくてもいいケースもあります。
親知らずは何歳ころ抜けばいいですか
よくあるご質問ですが、一概に何歳頃とは言えません。
一般的に言えることは年を取ると、頬の粘膜もかたくなり、口角も切れやすく、治癒力も落ちるので、大変になります。
明らかに生えてこない親知らずは若いうちに抜いたほうが賢明ですね。
抜歯後の掻把について
抜歯した後の骨には歯根膜という繊維が残っています。
これが残っていると、十分に骨が再生せずスカスカの骨様なもので覆われます。これをボーンキャビティといいます。
後に、感染の原因となることがあるので、十分に掻把する事が必要です。
抜かない方が良い親知らずはありますか
親知らずの全てを抜く必要はありません。
真っ直ぐに生えて上下がしっかり噛んでいる親知らずは、虫歯や慢性の歯周炎に罹っている以外は抜かないほうがよいでしょう。
また、骨の中に深く埋まっている親知らずは、抜歯時に血管や神経を傷つけ易く、後遺症が可能性が高いので、症状がなければ抜歯しないほうが良いと思います。
30歳代の男性 上あご親知らず抜歯後の治癒
30歳代の男性の親知らず抜歯後の治癒はとても良好です。
会社では、「親知らずを抜くのは大変だ、腫れるし痛い!!」と言われて恐れていたそうです。
実際は5分程度の抜歯、「恐れるに足らず」です。術後の経過は大変、良好です。
親知らず抜歯して1年後
上あごの親知らずを抜いた後に、奥歯の歯茎の手術のために、抜いた親知らずの骨の状態を診たことがあります。
骨が穴を閉鎖して、跡形もなく綺麗に治っていました。生物の自然治癒力は素晴らしいものです。
親知らずがほっぺたの内側に当たって痛みます
ほっぺたが腫れているなら、まず先きに炎症を薬で抑え、症状を緩和します。
そして、炎症が無くなった後に親知らずの抜歯を行います。
抜歯の難しさは、レントゲンでわかります。
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親知らず専門外来
監修:デンタルライフクリニック
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