現在の医学の欠点は、細分化され過ぎていることです。
身体の働きはそれぞれが複雑に組み合わさって全体が機能しています。
ある部分のトラブルが思わぬところに症状を起こす場合もしばしばあります。
そのため、生命全体をトータルで診ることが重要になります。
歯科治療の研究と技術研鑽に励んできて15年ほど経った頃でしょうか。
私は西洋医学に限界を感じ始めました。西洋医学をベースに東洋医学を取り入れたら、その限界を広げることができるかもしれない。
そう気づいて、東洋医学の勉強を始めて10年が経ちました。
現在では、東洋医学を西洋医学にプラスすることで、バランスのよい医療をお届けできるようになってきていると自負しています。
歯は消化器の入口であり、その噛み合わせは全身の関節に大きな影響を及ぼします。
また、近年ではむし歯菌や歯周病菌が糖尿病や心臓病といった病気を引き起こす原因の1つであることもわかってきており、その観点からも口の中の健康は重要視されてきています。
高齢者歯科治療で専門的な研鑽を重ねてきて特に実感したのは、「しっかり噛めること」が健康だけでなく、脳の活性化にも大きく関わっている、ということでした。
そこで、デンタルライフクリニックでは、全身の健康に配慮した、体に優しい歯科診療を基本に、患者様の生命全体を視野に入れて診察を行っています。
親知らずは、炎症などを引き起こさなくても、全身に大きく影響を及ぼすこともあります。
トータルに診察するためには、親知らず治療はとても重要なのです。